人間失格
私は人間失格を今回初めて最後まで読んだ。人間失格とは言うが、金を使いまくって薬に手を出したことは人としてダメだが、その他は仕方がないように思う。
幼いころに仮面をかぶって生きてきた主人公が哀れでならない。自分ならきっと耐えられないだろう。主人公は金持ちの家に生まれて何不自由なく過ごしてきたのに、こんなにも悲しい道を歩まなければならなかったのは「酒」と「女」が原因なのだろうか?
名作として現代にも残っているだけのことはある作品だと思う。深いところは今度の読書会で語ろうと思う。
人間失格 (集英社文庫) | |
太宰 治 集英社 1990-11-20 売り上げランキング : 6379 おすすめ平均 中学生の頃から…何遍も読みました。 「わからない」ということの優越 これが意外とイイんです。 Amazonで詳しく見る by G-Tools |